tokushima blog
2015.12.20(日)

徳島邦楽ルネッサンス 第1章「邦楽と洋楽の止揚」

 
「止揚(しよう)」なんてな。
ドイツ語で「Aufheben」。カタカナで書いたらアウフヘーベン。
筒井康隆が石原慎太郎の文体をパロディにした文章に出てきたので言葉は知ってましたが、意味は知らなかった。しようがないな。
このたび憶えました。
みなさまお察しの通りですよ。
やまち流に通訳しますと、
「邦楽と洋楽ってぜんぜん違うもんをコラボさせたら、どっちものええとこや勢いのあるとこは残るしめっちゃヤバい感じになることもあるよなぁ」
東西を結ぶ傑出した徳島出身の作曲家、三木稔(1930-2011)へのオマージュとしてのこの公演。
邦楽と洋楽の垣根を越えて多くの作曲家、演奏家が徳島にやってきました。
12月6日(日)あわぎんホールにて14時開演。
スミトモはこの公演のために書き下ろした「"WINDS" Homage to Minoru Miki」を演奏しました。
本邦初演。EWIです。
尺八の小湊昭尚。NHK WORLD「Blends」の音楽プロデューサーでもあります。
アコーディオンの佐藤芳明。スミトモ一座でおなじみの矢幅歩や松本圭司らともつながってますよ。
パーカッションの伊勢友一。クラシック、現代音楽の打楽器奏者を初めて拝見しました。
どことなく反発しながらも、別天地にえも言われぬ刺激的な風が吹きました。
左は司会(指揮も担当)で三木音楽舎代表の榊原徹。
出演者全員が登壇してのフィナーレ。
スミトモも歌ってますな。
おっと徳島男声合唱団「響」にはボクの小学校、中学校の同級生が。
下段中央に稲垣隆くん、その右には藤川卓司くん。上の写真でスミトモのすぐ上に写ってるのも小中高と同じ学校だった白神直也くん。
経てから..
公演の2日前には徳島新聞に掲載されました。右から三味線の野澤徹也、榊原徹、ソプラノの井上ゆかりの各氏。
楽屋前に集結したスミトモおたくの面々。
左下には久々の登場、チェロのバンバンこと坂東真由美。
というワケで、いつものおまけ
リッツカールトン東京 タワースイート(100㎡)の「居間」
運を使い果たしました。
220㎡のプレジデンシャル・スイート(220㎡およそ66.6坪)のリビング。打ち上げできますね。
日本が世界に誇る六本木「龍吟」。からすみ好きにはたまらん。
銀座「青空」の卵焼き
料理撮影禁止なのが残念なやまち一押し、祇園「そつ琢 つか本」
年末ですなぁ。
小津は生まれたのもお亡くなりになったのも12/12、か。
(江東区古石場文化センター内小津安二郎紹介展示コーナー)
そういうわけで、楽しい年末をおすごしください。
今年も住友紀人と拙ブログをご愛顧くださりほんとうにありがとうございました。
来年もスミトモは曲を書き続け、EWIを吹き続けます。
サックスも吹くでしょう。徳島新聞風に言うとサクソホンを吹くでしょう
必要とあればピアノも弾くし、必要がなくてもピアノくらい弾くでしょう
わしは弾かんがな。
いずれにいたしましても、スミトモはなんらブレることなく、ひたすら音楽に邁進いたします。
このことだけはお約束できます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
どうぞみなさまよいお年をお迎えなさいますように。

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